章节

古文書(原本史料)の保存修理について

摘要

東京大学において古文書等の原本史料は、図書館·図書室·研究室で蔵書として位置付けられ、貴重書·原本類として分類されている。これらはまた教育研究材料としての性格が強く、基本的に一般公開を前提としたものである。 東京大学史料編纂所では、現在、原本·写本類20万点を所蔵している。そのうち1件の国宝·17件の国指定重要文化財をはじめ、希少価値の高いものを貴重書とし、公開している。これらの保存修理については、技術部(修理室)が担当し、各研究部門と連携して技術の側面から調査·研究·編纂に協力している。 本報告は、東京大学史料編纂所における原本史料の修理の概要と修理目的·修理方針について述べ、その成果と課題について述べるものである。

关键词

作者

高島晶彦

参考文献 查看全部 ↓
  • 増田勝彦·大川昭典「製紙に関する古代技術の研究(Ⅱ)—打紙に関する研究」(『和紙の研究 歷史·製法·用具·文化財修復』財団法人ポーラ美術振興財団助成事業研究報告書、2003年)
  • 池田寿「書跡·典籍、古文書の修理」『日本の美術』480号 2006年
  • 富田正弘「紙素材文化財の料紙判定法について」富田正弘『紙素材文化財(文書·典籍·聖教·絵図)の年代推定に関する基礎的研究』2008年
  • 大川昭典「楮·三椏·雁皮の鑑別」富田正弘『紙素材文化財(文書·典籍·聖教·絵図)の年代推定に関する基礎的研究』2008年
  • 大川昭典「文書料紙の填料の観察」富田正弘『紙素材文化財(文書·典籍·聖教·絵図)の年代推定に関する基礎的研究』2008年
  • 韓允煕·江前敏晴·高島晶彦·保立道久他「中世大徳寺文書に見る和紙の表裏と書状の関係」『日本史研究』579号 2010年
  • 湯山賢一「古文書修理の歷史と現在」(九州国立博物館『特別展図録 よみがえる国宝』)2011年
  • 拙稿「デジタル機器を利用した古文書料紙の分析」『古文書研究』80号 2015年
  • 湯山賢一『古文書の研究—料紙論·筆跡論』青史出版 2017年

古文書(原本史料)の保存修理について

可试读20%内容 PDF阅读 阅读器阅览

试读已结束,剩余80%未读

¥5.38 查看全文 >

VIP免费