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赫尔曼·鲍辛格与日本民俗学

摘要

本文论述了赫尔曼·鲍辛格的研究在日本民俗学界是如何被引介和发展的。随着《技术世界中的民间文化》《Volkskunde·德国民俗学:从克服上古学到文化分析法》《德国人是德国式的人吗?——国民性刻板印象的虚实与成因》《口承文艺理论:“民众诗歌”诸形式》《语言与社会:复数的德语》等名作的译介,日本民俗学在启发之下开始了民俗主义、引扬民、日常等领域的研究。新版教科书《民俗学的思考法——捕捉“此刻此地”的日常与文化》也体现了鲍辛格民俗学研究的精髓。此外,本文还指出了“技术世界论”的前瞻意义及其与布鲁诺·拉图尔的科学技术/近代论的共通性。

作者

[日]岛村恭则 ,日本关西学院大学社会学研究科教授,研究方向为现代民俗学、vernacular文化、世界民俗学史与民俗学理论。
周丹 ,日本关西学院大学社会学院博士研究生,研究方向为现代民俗学。

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  • [1]Alan Dundes著、荒木博之編訳『フォークロアの理論—歴史地理的方法を越えて—』法政大学出版局、1994。
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  • [3]岩本通弥(編)『記憶』(現代民俗誌の地平3)、朝倉書店、2003。
  • [4]岩本通弥(編)『方法としての〈語り〉—民俗学をこえて—』ミネルヴァ書房、2020。
  • [5]岩本通弥(他編)『民俗学の思考法—〈いま·ここ〉の日常と文化をとらえる—』慶應義塾大学出版会、2021。
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  • [7]川村清志「フォークロリズムの射程、あるいはポスト民俗学にむけて」『国文学 解釈と鑑賞』8号、2008年8月。
  • [8]川村清志「都市民俗学からフォークロリズムへ—その共通点と切断面—」小池淳一編『民俗学的想像力』せりか書房、2009。
  • [9]川村清志「民俗文化の『保存』と『活用』の動態—祭りと民俗芸能を事例として—」『国立歴史民俗博物館研究報告』193号、2015年2月。
  • [10]河野眞『フォークロリズムからみた今日の民俗文化』創土社、2021。
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  • [13]島村恭則(編)『引揚者の戦後』新曜社、2013。
  • [14]竹原威滋「ヨーロッパの世間話」『昔話—研究と資料—』14号、1985年12月。
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  • [16]Hermann Bausinger著、竹原威滋訳「世間話の構造」、荒木博之編訳『フォークロアの理論—歴史地理的方法を越えて—』法政大学出版局、1994。
  • [17]法橋量「現代ドイツにおける連続性の概念について」『民族考古』2号、1994年。
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  • [20]宮田登『「心なおし」はなぜ流行る—不安と幻想の民俗誌—』小学館、1993。
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  • [22]森明子「ドイツの民俗学と文化人類学」『国立民族学博物館研究報告』3号、2009年2月。
  • [23]八木康幸「ふるさとの太鼓—長崎県における郷土芸能の創出と地域文化のゆくえ—」『人文地理』6号、1994年。
  • [24]八木康幸「町おこしと民俗学—民俗再帰的状況とフォークロリズム—」御影史学研究会編『民俗の歴史的世界』、岩田書院、1994。
  • [25]八木康幸「祭りと踊りの地域文化—地方博覧会とフォークロリズム—」宮田登編『民俗の思想』(現代民俗学の視点3)、朝倉書店、1998。

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